
ECサイト構築システム18選|コスト・海外販売機能・選び方を徹底比較
EC市場が活況を迎える今、自社でシステムを開発する必要がなく、ノーコードでECサイトが作れる「ECサイト構築システム」が主流となっています。また、越境ECへの関心が高まり、海外販売機能のあるものが特に人気があります。
関連記事:越境ECとは? 注目背景、始め方、市場規模をわかりやすく解説、【2026年】越境EC参入ガイド|準備~開始のプロセスを徹底解説
ECサイト構築システムとは、オンラインショップを開設・運営するためのシステムで、決済や商品管理といったEC必須の機能を、専門知識なしで効率的に導入することができます。
また、外部のサービスと提携して海外販売の物流面まで担うことも多く、省力化も期待できます。
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本記事では、国内発・海外発のEC構築システム17選をピックアップし、特徴・コスト・海外販売機能・どのような企業におすすめかを解説します。
※この記事は2026年9月10日地点の情報で作成しています。
※掲載されている内容は、編集部の情報収集に基づき作成したものです。特定のサービスを不当に低く評価する意図はございませんので、予めご了承ください。
1. 国内発EC構築システム13選
国内発のEC構築システムは、日本の商習慣や決済環境に対応しやすいことが特徴です。小規模事業者向けの手軽なサービスから、大規模ECやD2C向けの高機能なプラットフォームまで幅広く展開されており、自社の事業規模や運営体制に合わせて選ぶことができます。
①カラーミーショップ スモールスタート向け★☆☆
- 特徴
GMOペパボ株式会社が提供。全プランで初期費用・販売手数料が0円という圧倒的コストパフォーマンスが強みです。直感的に操作できる管理画面や豊富なテンプレートを兼ね備えたバランスの良さが特徴です。
- コスト
初期費用・販売手数料無料・決済手数料6.6%+30円~のフリープランがあります。ほか、月額4,950円、9,595円、35,640円の3プランがあります。有料プランの契約が不要な無料トライアル期間は30日間と他サービスより長く、コストの心配なくテスト運用に時間をかけられます。(参照:フリープラン、カラーミーショップ料金プラン)
- 海外販売
越境ECバナー連携あり(参照:海外販売代行機能について) - おすすめ企業
予算を抑えつつも自社独自のデザインのECを構築したい個人事業主〜中小企業や、初めてECサイトを本格稼働させる事業者に適しています。
②BASE スモールスタート向け★☆☆
- 特徴
初期費用・月額費用が無料で、商品が売れた際にかかる手数料のみのため気軽に始められるのが強みです。操作画面もシンプルで、専門知識がなくても直感的にショップを作成できます。
- コスト
スタンダードプランは初期費用・月額費用ともに無料。商品が売れた時のみ、サービス手数料3%+決済手数料3.6%+40円/件がかかります。グロースプランは月額16,580円(税込)で、手数料がサービス手数料0%+決済手数料2.9%+40円/件に下がります。 有料のグロースプランを初めて利用する場合、登録から最初の90日間は無料。(参照:BASE料金プラン、初回無料期間について)
- 海外販売
海外発送代行事業者との連携あり(参照:かんたん海外販売について)
- おすすめ企業
スモールスタートを目指すスタートアップや個人事業主、期間限定のプロモーションサイトを構築したい場合に最適です。
③STORES スモールスタート向け★☆☆
- 特徴
BASEと同様に無料で始められ、コストが販売手数料のみなのが特徴です。集客やリピーター獲得に役立つ機能が標準搭載で、実店舗向けのPOSレジ連携にも対応しており、ネットと実店舗のデータを一元管理できます。
- コスト
月額無料かつ販売手数料5.5%のフリープランと、月額3,300円(税込)で販売手数料3.6%のスタンダードプランがあります。スタンダードプランを初めてお申し込みいただくストアは、初月無料で利用可能です。(参照:STORES料金プラン)
- 海外販売
越境ECバナーサービスとの連携あり(参照:海外販売について)
- おすすめ企業
実店舗での販売を主軸としつつ、オンラインでの接点を増やしたい小規模店や、デザイン性の高いショップを手軽に開設したいスタートアップや個人事業主に適しています。
④イージーマイショップ スモールスタート向け★☆☆
- 特徴
Yahooショッピングとの連携・商品画像の加工機能・オーダーメイド対応・代引き決済など、独自機能を多数搭載しています。 まとめ買い割引設定や高解像度画像ズーム機能など、購買体験を高める機能も充実しています。
- コスト
無料プランは月額費用・販売手数料無料で、決済手数料のみ別途かかります。有料プランの初期費用は一律3,300円で、スタンダードは月額3,900円、プロフェッショナルは8,700円。既存の商品ページにカートのみを追加できるプランは月額2,900円。ECサイトを有料プランの無料期間は 60日間です。(参照:イージーマイショップ料金プラン)
- 海外販売
海外配送設定は可能だが、越境EC支援機能は限定的(参照: 海外配送について)
- おすすめ企業
無料でスタートしながら機能面も充実させたい個人・小規模事業者や、Yahoo!ショッピングとの連携・代引き決済など細かな要件がある事業者に適しています。
⑤MakeShop スモールスタート向け★☆☆
- 特徴
大手IT企業のGMOグループが提供しており、長年の実績のあるシステムです。集客から運営効率化まで標準機能だけで完結できる幅広さや、豊富な機能数と決済手数料の安さが特徴。AI機能による商品説明文の自動生成にも対応しています。
- コスト
初期費用11,000円で、月額13,750円と55,000円の2つのプランがあります。月額が最大15%オフになる長期割引プランもあり、長期利用を見据えたお得な契約が可能です。無料期間は15日です。(参照:MakeShop料金プラン)
- おすすめ企業
機能の豊富さと国内実績を重視する中小〜中堅企業、またはBtoB・BtoCの両方に対応したECサイトを構築したい事業者に適しています。
⑥futureshop 中規模開発向け★★☆
- 特徴
広告やCRMツールとの連携機能が豊富で、顧客データを活用したリピート施策を打ちやすいのが特徴です。実店舗との在庫連携やファン化を促す会員制度など、ブランドの世界観を重視したマーケティングに長けています。
- コスト
初期費用22,000円〜、月額27,000円〜、売上手数料0円。3万点の商品を登録できる大規模運用プランは初期費用752,000円、月額167,000円。状況など相談のうえ、必要に応じて導入前にトライアルできるサポートもあり。(参照:futureshop料金プラン、FAQ)
- 海外販売
越境ECバナーサービス、翻訳サービス、海外向けプロモーションの企業との連携あり。(参照:提携サービス)
- おすすめ企業
アパレルや美容ブランドなど、ブランドの世界観を活かしたデザイン性の高いECサイトを構築したい企業や、顧客とのエンゲージメントを高めてリピーターを育成したい事業者に最適です。
⑦Eストアー ショップサーブ 中規模開発向け★★☆
- 特徴
販促機能・機能が充実。外部システムとの柔軟な連携を活かしたカスタマイズ性も特徴です。経験豊富な担当者が開店から運営、販売施策までサポートするため安心です。
- コスト
初期費用30,000円。月額25,000円、65,000円、145,000円の3プランがあります。追加する機能に応じて、システム追加オプション費用(無料~20,000円ほど)が発生します。14日間の無料期間でテスト運営も可能です。(参照:Eストアー ショップサーブ料金プラン)
- 海外販売
海外販売機能を標準提供し、海外発送にも対応 (参照:海外販売について)
- おすすめ企業
伴走型のサポートを必要とする企業や、リピーター育成に力を入れたい中堅〜大規模の事業者に向いています。
⑧ecforce 中規模開発向け★★☆
- 特徴
D2C・定期通販に特化しており、顧客分析・販売促進が強み。2025年8月にはAIエージェント「ecforce AI」の提供も開始し、売上データの分析や改善施策の企画・実行、LPやメルマガ制作などをAIが代行できるようになりました。
- コスト
スタンダードは初期費用148,000円+月額49,800円、エキスパートは初期費用は248,000円+月額99,800円、移行プランは初期費用(要見積もり)+月額99,800円。(参照:ecforce料金プラン)
- 海外販売
越境ECバナーサービスとの連携あり(参照:越境ECについて)
- おすすめ企業
定期購入・サブスクリプション型のD2Cビジネスや健康食品・化粧品などのリピート通販を本格展開したい中堅〜大規模事業者に適しています。
⑨リピストXROSS 中規模開発向け★★☆
- 特徴
D2C・総合通販に特化したカートシステムで、カゴ落ち防止機能や多様な販売スタイルへの対応が強みです。LP一体型フォームやノーコードで実装できるチャット型購入フォームを搭載し、1クリックで購入完了できる確認ページスキップ機能も備えています。
- コスト
小規模向けプランは初期費用69,800円+月額42,800円〜、スタンダードプランは初期費用99,800円+月額83,800円〜、大規模向けプランは初期費用398,000円+月額158,000円〜。(参照:リピストXROSS料金プラン)
- 海外販売
記載なしのため要確認
- おすすめ企業
サプリメントや健康食品、コスメなど、継続的な購入が利益の源泉となるビジネスモデルを展開する事業者に適しています。
⑩EBISUMART Lite 中規模開発向け★★☆
- 特徴
商品登録、受注管理、会員情報管理などのバックオフィス業務から、メルマガ配信などの集客機能まで、オンラインストア運営に必須の機能が揃っています。
- コスト
月額30,000円、50,000円、70,000円のプランがあります。保守費用は構築内容によって異なります。初期費用は100,000円~で、オプション等により追加費用が発生します。(参照:EBISUMART Lite料金プラン)
- 海外販売
翻訳サービスとの提携はあるが、海外販売機能はなし。ほかの国内発EC構築システムの提携先となっている越境ECバナーサービスと併用すると、低コストで海外販売が可能になります。(参照:提携サービス)
- おすすめ企業
小規模から中規模のECサイトの新規立ち上げやリニューアルに適しています。
⑪EBISUMART 大規模構築向け★★★
- 特徴
店舗やアプリなど、複数の販売チャネルの顧客データを一元化できるオムニチャネル機能があります
- コスト
従量課金、固定料金、レベニューシェアの3プランで、構築費用は300万円~。詳細な金額は要問い合わせ。(参照:EBISUMART料金プラン)
- 海外販売
越境ECサイト構築や海外向け販売の実績あり (参照:提携サービス)
- おすすめ企業
既存のSaaSでは要件が満たせない大規模サイトや、実店舗とECの統合(オムニチャネル・OMO)を検討している中〜大規模の小売・製造業に適しています。
⑫W2 Commerce 大規模構築向け ★★★
- 特徴
高いセキュリティが特徴で、商材ごとの特性や業界特有の販売に対応する機能も搭載。BtoB、多店舗展開まで、複雑かつ大規模なビジネスを支えるECサイトを構築できます。
- コスト
BtoC、BtoB、定期通販、海外向けECの4プラン。詳細な料金は資料ダウンロードが必要です。(参照:W2 Commerce サービス料金資料)
- 海外販売
海外向けEC専用プランを提供(参照:W2 Commerce Asia) - おすすめ企業
膨大な情報を扱う大規模ECや、OMOやCRMなど多角的な施策を展開したい事業者、高度なカスタマイズを求める企業に適しています。
⑬LaunchCart 大規模構築向け★★★
- 特徴
日本発の越境EC特化型クラウドサービス。単品通販・総合通販の両方に対応しており、売れ筋の商品のみを単品通販で売り、他商品は総合通販ページで売ることでブランディング and 販売戦略が立てやすいのも特徴です。
- コスト
以下サイトより、単品通販・総合通販ごとに見積もりのシミュレーションが可能です。(参照:LaunchCart 料金シミュレーション)
- 海外販売
アジア向け越境ECカート実績No.1と実績が高く、160 通貨に対応。1契約で何カ国でも販売可能です。また、現地から越境ECを始めることも可能です。(参照: 越境ECについて、現地から越境EC)
- おすすめ企業
日本から台湾・東南アジア・中国などアジア圏への越境EC展開を目指す企業、または現地法人として現地向けECを運営したい事業者に適しています。
2.海外発のEC構築システム5選
海外発のEC構築システムは、国内発システムより構築難易度は上がりますが、多言語・多通貨対応や海外決済への対応に優れているのが特徴です。
国内販売だけでなく越境ECも視野に入れている企業に選ばれることが多く、世界中で利用されているサービスも数多く存在します。
以下にて日本語対応している海外発のシステムを4つ紹介します。
①Cafe24 スモールスタート向け★☆☆
- 特徴
韓国発、日本ではCAFE24 JAPAN株式会社が運営するグローバルECプラットフォーム。初期費用・月額費用・販売手数料が0円で、無期限の無料利用が可能です。(参照:Cafe24公式サイト)
- コスト
初期費用・月額費用・販売手数料は0円。運営者数や掲示板容量などの上限超過分や独自ドメインなどの有料オプション利用時のみ追加費用が発生します。(参照:Cafe24の特徴・料金)
- 海外販売
月額22,000円から、越境ECショップ構築・海外決済・自動翻訳・海外配送をワンストップで提供する海外運営代行サービスあり。Facebook・Instagram経由の海外販売にも対応。(参照:海外運営代行サービス)
- おすすめ企業
コストを抑えて越境EC・グローバル販売を始めたい事業者や、一つの企業にワンストップで海外販売を任せたい方に適しています。
②Shopify 中規模構築向け★★☆
- 特徴
世界シェアNo.1を誇るSaaS型プラットフォーム。多彩な拡張アプリや多言語・多通貨への標準対応により、海外市場を見据えたブランドから支持を得ています。
- コスト
初期費用無料。年払いの場合、プラン別で月額3,650円、10,100円、44,000円。3日間の無料期間があり、その後3カ月は月額150円で利用可能。(参照:Shopify料金プラン)
- 海外販売
多言語・多通貨への標準対応により、海外市場を見据えた本格的な越境ECを展開可能です。
- おすすめ企業
国内だけでなく本格的な越境ECを展開したい、ビジネスの成長に合わせた拡張性やデザインの自由度を追求したい企業。
③SHOPLINE 中規模構築向け★★☆
- 特徴
アジア圏で急成長を遂げているシステムで、ライブコマースなどの独自機能に強みを持っています。アンケート回答でデザインが自動生成される機能も搭載。(参照:SHOPLINE|ソーシャルコマース機能)
- コスト
月額4,840円、13,090円、44,440円の3プラン。年払いで16%OFFとなり、月額4,033円から。14日間の無料期間あり。(参照:SHOPLINE料金プラン)
- 海外販売
中華圏を中心としたアジア市場の開拓に強みを持ち、多言語対応も備えています。 - おすすめ企業
中華圏を中心としたアジア市場の開拓を目指す企業や、ソーシャルメディアを通じた直接販売を強化したい事業者に適しています。
④WooCommerce 中規模構築向け★★☆
- 特徴
WordPressにインストールして構築するECプラットフォーム。サイトを持っていれば無料で構築でき、カスタマイズ性が高いのが特徴です。
- コスト
プラグインは無料。別途サーバー・ドメイン代が必要。有料テーマや拡張プラグインは別途費用。(参照:WooCommerce料金プラン) - 海外販売
プラグインの活用により、自由度の高い越境ECサイトの構築が可能です。 - おすすめ企業
すでにWordPressでサイトを運用している事業者や、内製でシステム開発・保守ができる体制を整えている企業に適しています。
⑤Adobe Commerce 大規模構築向け★★★
- 特徴
Adobe Analytics等と標準連携。複数ブランド・国別サイトを一元管理でき、大規模開発に最適。旧称Magento。(参照:Adobe Commerce料金プラン)
- コスト
料金は非公開で、個別見積。オープンソース版は無料だが、本体は大規模事業者向けの価格帯。(参照:Adobe Commerce料金プラン)
- 海外販売
複数ブランド・国別サイトを一元管理でき、大規模な多国展開に対応しています。
- おすすめ企業
高度な購買体験設計や細かなパーソナライズを重視する中〜大規模のBtoC・BtoB事業者、または複数ブランド・多国展開を行うグローバル企業に適しています。
3. まとめ|自社に最適なEC構築システムの選び方
EC構築システムにはそれぞれ得意分野や対応できる事業規模が異なります。導入後の運用や将来的な事業拡大も見据えながら、自社に適したサービスを選ぶことが重要です。以下の4つの観点から検討を進めましょう。
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今後の事業展開
国内販売に注力するか、越境ECや複数モール展開まで視野に入れるかによって最適なシステムは大きく変わります。海外発のEC構築システムは海外販売が標準仕様で行えますが、国内発のシステムでは越境EC対応のプラグインや外部連携が可能なMakeShop・futureshop・カラーミーショップ・STORES・ecforceがおすすめです。
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事業規模と成長スピード
現在の事業規模や今後の事業計画、成長スピードによって最適なシステムは異なります。スモールスタートならカラーミーショップやBASEやSTORES、中堅層ならShopifyやMakeShop、大規模運用ではecforceやW2 Commerceが有力な選択肢です。現在の規模だけでなく、今後の商品数や売上拡大も見据えて選ぶことで、後々のコストを抑えられます。
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システム拡張性・カスタマイズ自由度
独自の機能や仕様にこだわりたい場合は、Adobe CommerceやWooCommerce、ebisumartのような柔軟性の高いシステムが適しています。仕様上カスタマイズはできるが専門知識が必要な場合は、社内にエンジニアがいるかどうかも重要な判断軸になります。
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販促・マーケティング支援機能
リピート施策やCRM、サブスクリプション管理を最優先するなら、ecforceやリピストXROSSのようなCRM施策に強いサービスがおすすめです。導入後に「この施策を行える機能がなかった」と後悔しないために、自社の販促に必要な機能を事前に整理しておきましょう。
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